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コンピュータに負けたと言っても、プロ棋士の脳の消費エネルギーはMacBook Airより少ない

人間がコンピュータに敗れるというのはなかなか寂しいものがあります。が、エネルギー消費という観点からすれば、まだまだ人間が勝ってると言えそうです。ここでちょっとプロ棋士の脳の消費エネルギーを試算してみましょう。

まず成人男性の消費カロリーは1日2000 kcalが適正と言われています。プロ棋士は大体が成人男性なので、この数字を使います。

次に、脳が消費するエネルギーはそのうち20%程度です。なので400kcal、すなわち1700kJということになります。

これを24時間で消費するわけですから、消費エネルギーは1700kJ / 24h / 60m / 60s = 20Wという事に。(ちなみに脳の消費エネルギーは、覚醒中も睡眠中もほぼ一緒です。)

ちなみにMacBook Airの消費電力が45Wなので、人間の脳はMacBook Airの半分以下なのです。(45Wは電源アダプターの定格値なので実際の消費電力とは違いますが、それでも人間の方が少ないと考えて良いでしょう)

一方、最終戦で三浦八段と対戦した「GPS将棋」は東大のコンピュータ680台を接続して行われたそうです。 1台あたりの消費電力が不明ですが、合計で数万Wは行ってると見て良いでしょう。 つまり人間の1000倍以上のエネルギーを消費している訳です。

こう考えてみると、人間の脳というのはとんでもないエネルギー効率を持っていることが分かりますね。 コンピュータが人間に勝ったと名乗るには、まずiPadアプリで人間に勝つくらいの省電力を実現しなければならないと思います。